基準は年収!?カードローンでの借入限度額のしくみを知っておこう

突然ですが、問題です。あなたはご自分の年収をご存知でしょうか。また、消費者金融会社からお金を借りるとしたら、いくらまで借りれるかはご存知でしょうか。

最初の質問は、「年収とは何か」を把握しているかどうかの問いかけです。「年収」というのは、1年間の収入のことですが、この中には税金も保険料も全てが含まれています。年収=手取り額と考えておられるかたもいらっしゃいますが、「年収」>「手取り額」であるということを覚えておきましょう。この金額の違いは、消費者金融からお金を借りる際の基準にも影響を及ぼしますので、是非覚えておいてください。

2つ目の質問はカードローンをはじめとする消費者金融会社の借入れはいくらまで可能かをご存知かどうかです。単純に答えから言うと、「年収の3分の1まで」になります。ここで、最初の質問の「年収」が重要になってきます。

例えば、年収360万円(月収30万円)、手取りが240万円(月20万円)だったとします。この時点で年収と年間の手取り額には120万円の差が出ています。これを勘違いしていると、「3分の1まで」の額が120万円になるはずが80万円となってしまい、40万円もの差が出てきてしまうのです。

この差は、実際に申込み・審査を受けるときの判断基準に影響され、金額のバランスが見合っていないと審査落ちしてしまうことも考えられます。自分で年収を過小申告してしまい、不利な審査を招いているということですね。

年収とは何か。わかってるようでわかっていない方は決して少なくはありません。これ以外にも多くの用語がありますが、ひとつひとつの意味を正しく理解して、自分に不利にならないように使っていきたいものです。

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