住宅・車・キャッシング…各種ローンに共通する重要査定項目とは何か

ローンにも様々な種類があります。急な出費に応えてくれるカードローン・キャッシングローンというものをはじめ、複数の債務をひとまとめにする「おまとめローン」、車の購入には欠かせないオートローン、そして最も大規模な家の新築・増改築でお世話になる「住宅ローン」と、用途や金額も多岐に渡ります。

これらの全てに共通することとして、必ず審査が行われるということがあります。申込みだけで誰でもOKという融資は違法な業者以外には存在しません。必ず申込内容とその人の信用情報を基にして、融資可能かどうかチェックを行います。

審査のときに最も重要になるのが、「過去に延滞や債務整理などの事故、キズはないか」という点です。借りようとする金額が大きくなればなるほど、いかに長くお勤めしていようと、年収が高い人であろうと、審査に通らなくなる可能性がグンとUPしてしまいます。

逆に、多少の債務があったり、非正規雇用であったりしても、過去にキズなくきっちりと取引きをしている方には、カードローンなどの審査が通りやすい一面もあります。住宅ローンでは他の借り入れ自体が問題視されるケースが多いですが、それ以外のローンでは、むしろきっちり返済しているということがプラスに判断されることもありますから、いかに信用というものが大事かを知ることができますね。

たまに、「ちょっと延滞しただけなのに」と言われる方もいらっしゃいますが、貸し手から考えてみれば、その延滞がちょっとなのか踏み倒す気なのかはわからないわけです。「延滞=返済に問題あり」と考えられてしまうのは、仕方がないことです。そうならないためにも、「1日くらい、1回くらい」という甘えを捨てて、きっちり約束を守るようにしたいですね。

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