事前準備を忘れずに!初めてお金を借りるときに用意すべきもの

街のいたるところに銀行や消費者金融の看板が立ち、TVでのCM、ネットではバナー広告を出している企業も沢山あるなど、お金を借りるための入り口はかなり広くなっています。何度か利用したことがある方にとってはある程度の知識や経験が積まれていきますが、初めてお金を借りようとする方には何をどうしたらいいのか戸惑うこともあるでしょう。ここでは必要最低限必要な書類を通じて、お金を借りる際の注意点を考えてみます。

・「身分証明」は有効期限と現住所に要注意
どこへ申込むにしても必ず必要な書類が、「身分証明できるもの」です。一般的には運転免許証さえあれば問題はありませんが、免許を持っていない方は健康保険証やパスポートでもOKです。注意すべき点は、「現在有効のもの」と「現住所が記載されているもの」の2点です。引越しなどで住所が変わり、その手続きをしていなかった場合などは、別途「現住所を証明できる書類」として、公共料金の領収書や住民票などが必要になってしまいますので、気をつけたいところです。

・「収入証明」は今の勤め先での収入を証明できるものを
もうひとつ用意する書類として、「収入証明できるもの」があります。こちらは企業によって不要としているところもありますが、申込みの際に年収を記入する項目がありますので、準備はしておくべきでしょう。書類としては直近の源泉徴収票や確定申告書、住民税の決定通知書などが該当します。注意したい点として、「今の勤務先での収入」であること。申込書に書く勤務先と収入証明の勤務先が違っていると収入証明にならないので、必ず現在のお勤め先が発行しているものを準備しましょう。就職してから上に書いた書類が発行されていない期間だったときには、直近2~3ヶ月分の給与明細書が代わりになることもあります。ただし、明細書には手書き修正されていないことや社名、社印などが確認できるものなどの制約もありますので、よく確認しなければいけません。

以上2つの証明書類から、何か掴めたことはあったでしょうか。どちらも「住まい」「仕事」についてチェックするものであり、「安定した生活をしているか」を審査する書類でもあるわけです。いずれの書類も普通に生活し、一定の勤務実績があれば用意するのに苦労するものではありませんから、安心して申込めるように準備をしっかりしておきましょう。

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