実在する?アイフルの条件からみる申し込みブラックの実態とは

「借りれなかったら困るから」という理由で何社も一気に申込む方が稀にいらっしゃいます。確かにどこかからおかねを借りなければ困るという状況では多くの会社に申込むのが安心だと考える気持ちもわかりますが、実はその申込み自体が審査に引っかかる、「申込みブラック」と呼ばれるものになっている可能性があるんですよ。

融資を受ける際、申込み書類と一緒に「信用情報」というものが取り寄せられて、審査の対象となります。この「信用情報」の中には取引の内容として、「いつどこに申込んだのか」も掲載されています。と、いうことは、一気に多くの会社へ申込んだことが情報として登録されるということになり、「なんでこんなに申込んでるんだ?」という審査にとっては非常によろしくない情報になってしまうのです。

別に申込むくらいいいじゃないか。確かに、申込む「だけ」ならばそれでいいのかもしれませんが、審査する側からみると、「借り逃げ?」と思われる行為でもあることは確かです。一気に借りるだけ借りて、ドロン。実際にそういうケースがあったからこそ、それを防ぐために申込み情報も登録されているのだと考えたら納得できませんか?

「でも、借りれなかったら…」という方には、まずはどういう方が申込みできない(審査に通過しない)のかを考え直してみることをおすすめします。消費者金融の大手、アイフルの申込み条件をみれば、答えがでてくるかもしれません。

アイフルで申込み可能としている条件は…「20歳~69歳で」「定期的な収入と返済能力がある方」で「アイフルの基準に合う方」となっています。ここで問題になるのが、「定期的な収入と返済能力」ですが、正社員でもパートやアルバイト、派遣でのお勤めでも、同じ会社から長期的に収入を得られているかが大事だということです。転職間もなかったり、収入と希望金額のバランスが崩れていたりしたときには、申込んでもダメである可能性が高くなりますから、それを踏まえて申込むか否かを判断されると良いでしょう。申込みできるか不安であれば、フリーコールや自動契約機で「相談」するところから始めるのもひとつの手です。申込みさえしなければ信用情報に登録はされませんから、相談してみることは決してムダ骨ではありませんよ。

「申込みブラック」の実態は、下手な鉄砲を打って返り玉に当たっちゃうことだと理解して、慎重に申込むようにしましょう。

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