余計な利息で損しない!複数のサラ金利用は一本化で完済を考えよう

既にお金を借りている方にとっての盲点が、今の契約を見直すということが頭の中から消えてしまう点です。今の状態をどうやりくりをして乗り切っていくかを考えることに忙殺され、借り換えや一本化ということには考えが回らなかったり、今のままでいいと深く考えなかったりするケースは非常に多いといえます。

このような考えになってしまう理由のひとつとして、「また審査を受けなければならない」という抵抗感があります。確かに新たな審査で落ちたりすると、それだけで嫌気が差す気持ちも良くわかります。それならば今の借金を返し続けたほうがよっぽどいいとも考えてしまいそうです。

そもそも一本化や借り換えの契約は、多重債務を清算することが前提になっています。特にサラ金業者にとっては、総量規制で制限される顧客の獲得を、一本化という規制対象外のローンで取り込むことも戦略にあり、審査の内容もフリーローンのものとは視点が変わることに着目しましょう。

フリーローンのときと大きく違うのは、「今までの債務を、誠実に返してきた実績があるかどうか」のウエイトが大きくなることです。延滞なく確実に返済をしていく顧客だと判断してもらうことができれば、貸し手は他社からの顧客を獲得でき、借り手は今までよりも有利な金利や返済額でやりくりができるというWIN-WINの関係を築くことができるわけです。

借りているものは、いつかはキレイに返さなければいけないのですから、1日も早く有利な条件に乗り換えて、余計な利息を払わなくて済むように立ち回りたいものですね。

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