銀行?サラ金?カードローンは個人の状況に合わせた選び方をしよう

かつては敷居が高かった銀行からの個人融資も、最近では親しみやすい名称が付けられたり、TVやサイト内での広告を頻繁に見かけたりと、ずいぶん身近になってきました。同じ個人融資を行っているのが消費者金融会社ですが、銀行と消費者金融会社との間には手軽さという面で、すっかり差がなくなったようにも感じられます。しかし制度上では違いもありますので、ローン選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

まず、消費者金融会社の場合、ほとんどが本人に一定の収入のあることが大前提となります。このことに頭を悩ませるのが専業主婦や学生のみなさんです。たとえご主人やご両親に安定した収入があっても、ご自身に収入が無ければ消費者金融会社は申込みの受付けをしてくれません。「ずいぶんと冷たいじゃないか。」と言われてしまいそうですが、その根拠が法律で決められていることなので、違反してまで、というわけにはいかないのです。個人の年収の3分の1が融資総額の限度とされていますから、本人に収入がないということがそのまま申込み不可となってしまうのです。

では、銀行もそうなのか?となりますが、敷居が高いと思われがちな銀行の方が、専業主婦や学生さんでも申込み・融資が可能なものもあったりします。それは、消費者金融と銀行とでは対象となる法律が違うため、本人に収入が無くても、ご主人やご両親の収入で借り入れができる商品を銀行は展開することができるというわけです。

お勤めされていれば、パート・アルバイト・正社員を問わず多くの銀行、消費者金融業者に申込みをすることができます。収入と申込み金額のバランスを考えて、無理のない金額設定を心がけましょう。

閉じる