キャッシングの基礎用語、リボ払いって何?

いつの頃からか、「リボ払い」という言葉が頻繁に使われるようになりました。借り入れに対する返済方法(払いかた)を示す用語であるこの言葉は、一体どういう内容なのでしょうか。

「リボ」とは「リボルビング」を縮めたもので、「リボルビング」は英語で「回転する」という形容詞です。単純に日本語にすれば「回転払い」になるわけですが、これではどういうことなのか理解できませんよね(笑)。

ものすごく単純に言うと、「一定額支払い方法」となります。毎月1万円返済する、といったようなイメージをされるとわかりやすいでしょうか。それとは別の方法が「分割払い」で、1回払いとか36回払いなどの「何回と決めて払う」という方法です。

キャッシングの返済方法として多いのは「リボ払い」と言われています。特にカードローンなど繰り返し借り入れができるものの場合、回数で返済というわけにはいかないので、元本に対して最低額以上を返済するという方法が採用されると考えていいでしょう。最低額さえ返済していれば契約を守るという点で問題はないのですが、違う点での問題があることも否定はできません。

キャッシングのリボ払いで多く採用されている方法は、「返済額-利息=元本の返済額」というものです。返済額が多ければ多いほど、元本の減りも多くなりますが、最低額の返済では元本が多ければ多いほど、利息しか払っていない状態に近くなっているということになり、返済が一向に終わらないというのがその問題なのです。

リボ払いでの返済では、できるだけ多くの返済をし、元本を減らす努力をしなければなりません。契約どおりに少しずつ返済していくのも勿論悪くはありませんが、利息を抑え、早く完済することを考える上では、リボ払いの誘惑に負けないことも大切だと言えるでしょう。

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