その金利は大丈夫?サラ金が設定できる利息の上限を知っておこう!

サラ金業者が設定する金利には、法律で上限が決められているのを知っていますか?借り入れの金額によって、その利率は3段階に分けられています。

①10万円未満…20%
②10万円~100万円未満…18%
③100万円以上…15%

これに対し、現在ほとんどの業者が公式サイトやパンフレットで示す貸付け利率は最低と最高の2つ(例:4.8~17.6%)という形式で、実際いくらに対して何%なのかはわからないようになっています。例に書いた数字を極端に解釈すれば、1万円~99万円までは全て17.6%の利率かもしれないわけですし、もしそうだとしてもそれは違法ではないため、申込むときの他社との比較検討ができないということにもなります。

このように幅を持たせているのは、取引きをしていくうちに金利が引き下げられたり、融資額によって細かく金利も変わるために全てを書ききれなくてこのように表示しているということも考えられますが、逆に言えば先ほども書いた「他者との比較」をし難くすることで金利による有利・不利を起こさせないようにしているようにも感じられます。

そうなると、現状で我々が判断する方法としては、表示されている最高利率をみて、その数字が低いところは全般的な金利も低いのではないか?と考えるしかなさそうです。銀行のカードローンの中には融資額に対する金利をハッキリ一覧表にして提示しているものもあるので、今後多くのサラ金業者も融資額に対する金利を明示してくれるようになるのを期待するところです。

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